先日、お散歩の途中で声をかけられました。
同じくらいの年の犬を飼っていらっしゃる方で、うちのもなかがおとなしく信号待ちをしているのを見て、「うちの子にもできますか」とおっしゃったのです。
その場では「少しずつやれば大丈夫ですよ」とだけお答えしましたが、家に帰ってからずっと考えていました。もう少しちゃんとお伝えしたかったな、と。
元保護犬の柴犬もなかと、元保護猫のくるみ・あんこ・だいふくの4匹と暮らしています。可愛くて、ちょっと騒がしくて、ほんわかした毎日を紹介していきます。

先日、お散歩の途中で声をかけられました。
同じくらいの年の犬を飼っていらっしゃる方で、うちのもなかがおとなしく信号待ちをしているのを見て、「うちの子にもできますか」とおっしゃったのです。
その場では「少しずつやれば大丈夫ですよ」とだけお答えしましたが、家に帰ってからずっと考えていました。もう少しちゃんとお伝えしたかったな、と。
まず正直に書いておくと、もなかは最初からこうだったわけではありません。うちに来た当初は、外に出れば右へ左へ引っぱり、自転車が通れば飛び上がり、私は何度も転びかけました。
できるようになったきっかけは、たぶん、こちらが焦るのをやめたことです。
それまでの私は「歩かせなければ」と思っていました。決めたコースを、決めた時間で。だから引っぱられれば引っぱり返すし、止まれば急かしていました。
あるとき、思いきって「今日は五十メートルでいい」と決めて出てみたのです。そうしたら、驚くほど何も起きませんでした。急がないので急かさない。急かさないので焦らない。焦らないので、ちゃんと目が合う。
結局のところ、犬に何かを教えるというより、こちらの都合を一度手放す作業だったのだと思います。
もちろん、犬にはそれぞれ性格があります。うちで効いたことがよそで効くとはかぎりません。怖がりの度合いも、育ってきた背景も違います。
それでも、もしあの方にもう一度お会いできたら、こうお伝えしたいです。「うちの子にもできますか」ではなく、「うちの子はどのくらいの速さなら大丈夫かな」と考えてみてください、と。
たぶん答えは、その子がいちばんよく知っています。
2026年07月08日 (水) 21:32 / もなかママ